絶対内定シリーズの良いところは、自分の人生を主体的に歩むきっかけを与えてくれるところです。
ただ、他のレビューにも書かれている通りこれを買えば「絶対」内定が取れるわけではありません。またワークシートを○○周やればOKということもなく、逆に「全てのワークを完璧にやる」というプレッシャーを感じる必要もありません。
就活生は進路が決まるまでは不安で、就活イベントに登壇するデキるビジネスマンや一緒に就活をしている優秀な同期の考え方に影響を受けがちですが、そんな時に自分の人生を考えるためのサポートとしてこの本を活用するのがよいと思います。
ワークシートに少しでも取り組めば、普段の生活で自分のことについて考え始め、やりたいことや行きたい企業が少しずつ明確になっていくと思います。
かく言う私は、この本のワークシートをやり、働きたい企業を決め、内定をいただけたので購入してよかったと思っています。
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絶対内定2021 自己分析とキャリアデザインの描き方 単行本(ソフトカバー) – 2019/6/6
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購入オプションとあわせ買い
11年連続大学生協第1位!
20年以上の就活本のロングセラー『絶対内定』シリーズの最新版。
就活に初めて自己分析の概念を取り入れた、
「後悔しない・失敗しない就活本」のバイブル。
94のワークシートでやりたいことが明確になる。
毎年、我究館館長の熊谷氏が冒頭(オールカラー)を
加筆。最新の採用傾向などを、わかりやすく解説。
売り手市場で採用が増えたものの、人気・難関企業
では「優秀な一部の学生」を取り合う現状、
いかにして内定を勝ち取るかをレクチャー。
ここ1、2年の傾向として
インターン選考時
内定をもらった後に
この本を読むという学生も目立っている。
第一志望を早めに決めて
インターンに臨みたいという人や、
内定をもらっても一社に絞れないという人が、
本当に行きたいと思える会社と
本当にやってみたい仕事を
この本を読んで見つけている
東大、京大、早慶、明治、中央、立教、青学、立命館、
同志社、千葉大、横国大、九大、新潟大生や商社、
金融、外資、メガベンチャー、
ハーバード大、アイビリーグへの進学者など、
人気・難関企業や進路に進む人たちが
読んでいる就職本というイメージも定着した。
先輩やOBOGのすすめる就活本として有名だが、
企業の採用担当者も学生時代実際に読んで内定を勝ち取った経験などから、
企業の人事部門や大学のキャリアセンター担当者や就職担当の
先生、就活生の親御さんからも支持されている。
『絶対内定』がきっかけで起業した、
海外留学を決めた、NPO活動を始めたなど、
「本当にやりたいこと」が見つかり、
自信を持って自分のキャリアを選択する人もいる。
就活本にはじめて「自己分析」の手法を取り入れ、
100枚近くのワークシートを使って
キャリアデザインを描くことで、
うそのない自分の思いや考えを
自信をもって採用側にを効果的に伝えられるようになり、
第一志望の企業から内定を勝ち取れるようになる。
圧倒的な情報量は他の就活本を寄せつけない。
インターンシップの企業選びの際、インターン選考、
OBOG訪問、ES提出、面接、
内定をもらった直後(一社に絞る際)など、
合否が分かれるタイミングや意思決定の重要な場面において、
自己分析が大いに役立つ。
では具体的にどのように自己分析をおこなえばいいのか。
詳しくは本書に!
20年以上の就活本のロングセラー『絶対内定』シリーズの最新版。
就活に初めて自己分析の概念を取り入れた、
「後悔しない・失敗しない就活本」のバイブル。
94のワークシートでやりたいことが明確になる。
毎年、我究館館長の熊谷氏が冒頭(オールカラー)を
加筆。最新の採用傾向などを、わかりやすく解説。
売り手市場で採用が増えたものの、人気・難関企業
では「優秀な一部の学生」を取り合う現状、
いかにして内定を勝ち取るかをレクチャー。
ここ1、2年の傾向として
インターン選考時
内定をもらった後に
この本を読むという学生も目立っている。
第一志望を早めに決めて
インターンに臨みたいという人や、
内定をもらっても一社に絞れないという人が、
本当に行きたいと思える会社と
本当にやってみたい仕事を
この本を読んで見つけている
東大、京大、早慶、明治、中央、立教、青学、立命館、
同志社、千葉大、横国大、九大、新潟大生や商社、
金融、外資、メガベンチャー、
ハーバード大、アイビリーグへの進学者など、
人気・難関企業や進路に進む人たちが
読んでいる就職本というイメージも定着した。
先輩やOBOGのすすめる就活本として有名だが、
企業の採用担当者も学生時代実際に読んで内定を勝ち取った経験などから、
企業の人事部門や大学のキャリアセンター担当者や就職担当の
先生、就活生の親御さんからも支持されている。
『絶対内定』がきっかけで起業した、
海外留学を決めた、NPO活動を始めたなど、
「本当にやりたいこと」が見つかり、
自信を持って自分のキャリアを選択する人もいる。
就活本にはじめて「自己分析」の手法を取り入れ、
100枚近くのワークシートを使って
キャリアデザインを描くことで、
うそのない自分の思いや考えを
自信をもって採用側にを効果的に伝えられるようになり、
第一志望の企業から内定を勝ち取れるようになる。
圧倒的な情報量は他の就活本を寄せつけない。
インターンシップの企業選びの際、インターン選考、
OBOG訪問、ES提出、面接、
内定をもらった直後(一社に絞る際)など、
合否が分かれるタイミングや意思決定の重要な場面において、
自己分析が大いに役立つ。
では具体的にどのように自己分析をおこなえばいいのか。
詳しくは本書に!
- 本の長さ568ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2019/6/6
- ISBN-104478107866
- ISBN-13978-4478107867
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商品の説明
著者について
杉村太郎(すぎむら・たろう)
(株)ジャパンビジネスラボ創業者、我究館、プレゼンス創業者・元会長。1963年東京都生まれ。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒。米国ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(MPA)。
88年、住友商事入社。損害保険会社に転職し、経営戦略と人材育成・採用を担当。
90年、シャインズを結成し、『私の彼はサラリーマン』でCDデビュー。
92年、(株)ジャパンビジネスラボ及び「我究館」を設立。就職活動に初めて“キャリアデザイン"の概念を導入し、独自の人材育成「我究(がきゅう)」を展開。
94年『絶対内定95』を上梓。
98年、我究館社会人校を開校。
2001年、TOEIC(R)/TOEFL(R)/英会話/中国語コーチングスクール「プレゼンス」を設立。
08年にハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員に就任、日米の雇用・教育問題と政策について研究。
11年8月急逝。
著書は「絶対内定」シリーズ、『新TOEIC(R)テスト900点(R)新TOEFL(R)テスト100点への王道』(共にダイヤモンド社)、『ハーバード・ケネディスクールでは、何をどう教えているか』(共著、英治出版)、『アツイコトバ』(一部電子書籍はダイヤモンド社より発行)等。
熊谷智宏(くまがい・ともひろ)
我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。
2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。現在までに3000人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。難関企業への就・転職の成功だけでなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。著書に「絶対内定」シリーズがある。
キャリアデザインスクール・我究館
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立以来、26年にわたり全業界に9200人の人材を輩出。日本を代表するコーチ陣が、就職、転職、ロースクールや医学部進学、MBA留学、資格取得等、次の成長の機会を模索し、その実現に悩む人々をバックアップしている。
(株)ジャパンビジネスラボ創業者、我究館、プレゼンス創業者・元会長。1963年東京都生まれ。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒。米国ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(MPA)。
88年、住友商事入社。損害保険会社に転職し、経営戦略と人材育成・採用を担当。
90年、シャインズを結成し、『私の彼はサラリーマン』でCDデビュー。
92年、(株)ジャパンビジネスラボ及び「我究館」を設立。就職活動に初めて“キャリアデザイン"の概念を導入し、独自の人材育成「我究(がきゅう)」を展開。
94年『絶対内定95』を上梓。
98年、我究館社会人校を開校。
2001年、TOEIC(R)/TOEFL(R)/英会話/中国語コーチングスクール「プレゼンス」を設立。
08年にハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員に就任、日米の雇用・教育問題と政策について研究。
11年8月急逝。
著書は「絶対内定」シリーズ、『新TOEIC(R)テスト900点(R)新TOEFL(R)テスト100点への王道』(共にダイヤモンド社)、『ハーバード・ケネディスクールでは、何をどう教えているか』(共著、英治出版)、『アツイコトバ』(一部電子書籍はダイヤモンド社より発行)等。
熊谷智宏(くまがい・ともひろ)
我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。
2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。現在までに3000人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。難関企業への就・転職の成功だけでなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。著書に「絶対内定」シリーズがある。
キャリアデザインスクール・我究館
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立以来、26年にわたり全業界に9200人の人材を輩出。日本を代表するコーチ陣が、就職、転職、ロースクールや医学部進学、MBA留学、資格取得等、次の成長の機会を模索し、その実現に悩む人々をバックアップしている。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2019/6/6)
- 発売日 : 2019/6/6
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 568ページ
- ISBN-10 : 4478107866
- ISBN-13 : 978-4478107867
- Amazon 売れ筋ランキング: - 403,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 248位学生の就職(エントリーシート)
- - 73,438位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この春から大学3年になる娘の就活に役立つかと気になり購入。
まず先に自分が読んでみました
仕事に向き合う全ての人が恐らくなるほどと思う部分を解説しています
内容が厚いので色々忙しくなる前に読むことをお勧めします
サークル活動とバイト、レポートなど忙しい大学生だと読み終えないうちに就活始まります
内容は良いのでお勧めではあるのですが文字、ページが多すぎる気がします
図解的に表現出来れば時短理解出来る部分もあるんじゃないかなぁと個人的には思いました
まず先に自分が読んでみました
仕事に向き合う全ての人が恐らくなるほどと思う部分を解説しています
内容が厚いので色々忙しくなる前に読むことをお勧めします
サークル活動とバイト、レポートなど忙しい大学生だと読み終えないうちに就活始まります
内容は良いのでお勧めではあるのですが文字、ページが多すぎる気がします
図解的に表現出来れば時短理解出来る部分もあるんじゃないかなぁと個人的には思いました
2019年12月14日に日本でレビュー済み
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一つ一つの主張をおさえる根拠が、著者が経営する就活塾にいた学生の経験のみである。それぞれの主張がなぜ正しいのかを説明している項目はあまりない。本文からは、考え方や言葉を丁寧に説明して読者に就活に対する新しい見方を享受させるような姿勢は見られない
この例として、
p102「周囲にとらわれず、卒業後の進路を決定しよう」
p120「選ばせる実力とは何か。まず人間性。その次に能力だ」
p183「面接官には予想できない一面を見せよう」
が挙げられる(絶対内定21 第1版)。
このように個々の論が持つ説得力こそ乏しいものの、本文の文体は松岡修造を想起せざるをえないレベルの熱血調になっているため、読み進めることで「なんだ、自分はすごい人間じゃないか!就活頑張るぞ!」という精神状態になる。しかし、しばらくした後に「結局何が言いたかったんだ…?」という考えが頭にチラつき、自動的に賢者タイムが押し寄せる。熱血調の言葉が与えるのは"その場の勢い"のみだからだ。
量をアピールするワークシートはやはり相当のボリュームがある。自己分析はその抽象度故に取っつきにくいが、本書は手始めに自己分析を行うツールとして最も価値を発揮する。経営する就活塾の経験をもとに練られた(であろう)自己分析ワークシートは右も左も分からない時にどのようにして自己分析を進めれば良いかを教えてくれる(余談だが、ここでマイルストーンとか羅針盤とかクサい比喩を使う人は個人的に嫌いなのだが、本書は躊躇なく使ってくる)。
端的に、誤解を恐れずに本書の総評をするとすれば、「部分的には役に立つ本」とまとめることができるだろう。
この例として、
p102「周囲にとらわれず、卒業後の進路を決定しよう」
p120「選ばせる実力とは何か。まず人間性。その次に能力だ」
p183「面接官には予想できない一面を見せよう」
が挙げられる(絶対内定21 第1版)。
このように個々の論が持つ説得力こそ乏しいものの、本文の文体は松岡修造を想起せざるをえないレベルの熱血調になっているため、読み進めることで「なんだ、自分はすごい人間じゃないか!就活頑張るぞ!」という精神状態になる。しかし、しばらくした後に「結局何が言いたかったんだ…?」という考えが頭にチラつき、自動的に賢者タイムが押し寄せる。熱血調の言葉が与えるのは"その場の勢い"のみだからだ。
量をアピールするワークシートはやはり相当のボリュームがある。自己分析はその抽象度故に取っつきにくいが、本書は手始めに自己分析を行うツールとして最も価値を発揮する。経営する就活塾の経験をもとに練られた(であろう)自己分析ワークシートは右も左も分からない時にどのようにして自己分析を進めれば良いかを教えてくれる(余談だが、ここでマイルストーンとか羅針盤とかクサい比喩を使う人は個人的に嫌いなのだが、本書は躊躇なく使ってくる)。
端的に、誤解を恐れずに本書の総評をするとすれば、「部分的には役に立つ本」とまとめることができるだろう。
2020年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分量があまりにも多すぎるので、時間的に余裕がない方にはあまりオススメしません。これに時間をかけて企業分析やその他の対策が疎かになってしまうよりは、『ロジカル面接術』がオススメです。時間に余裕があれば、掘り下げられるので良いと思います。
2019年12月14日に日本でレビュー済み
杉村太郎氏が亡くなられて数年経つが、
まだ出版されているんですね。
氏とは、何度か面識があるので、
氏のやりたかったことは、きっと壮大で、
道半ばにして、病気を患い、それでも、
夢を叶えようとした姿勢には感服する。
絶対内定は、もはや日本の就活のバイブルと
なっているが、この本がなぜ売れ続けているのか、
よくわかる。
日本の学生は、世界でもっとも自尊心が低く、
また勉強もせず、大学時代を終える。
多くの学生は、就活は、もちろん頑張るが、
学業は、ほとんど頑張らない。
日本の教育とは、受験勉強のための勉強で、
本来の勉強とはかけ離れていることに精を出す。
勉強の喜びを知らず、結局、就活しか頑張る手段を知らない。
就活とは、いわば、如何に良い場所に所属するかの競争で、実は就活をやる前に、ほとんど結果は決まっている。大学のヒエラルキーが、ほぼ人気企業ランキングの偏差値にリンクするからだ。
杉村太郎氏は、何とかして、この所属することが、
人生の目的になっていることを変えたかったに違いない。
自分を知ること。
自分がやりたいこと。
これを徹底的に考えさせられることは、
有意義に違いないが、現実はそれほど甘くない。
日本企業自体が、完全にグローバル競争に負け、
結局、日本市場でしのぎを削ることになってしまった。また、日本市場が、完全に下り坂で、超高齢化、少子化、人口現象など、先進諸国があまり経験したことがない問題で、混乱の渦にある。
自分を知るのは、多くの未知を経験し、
困難な問題にぶち当たり、問題提起を繰り返し、
真っ暗闇の中で、行わないとよくわからない。
シートにしたがって演習を行ったり、
コーチングスキルでわかることでは決してない。
氏は、おそらく日本のリーダーになりたかったんだと思う。その仲間を、絶対内定の手法を使って、
見つけたかったんだと思う。
この手法は、受験エリートには、殊更響くと思う。
受験エリートというのは、受験勉強が「結果的にできてしまった人」で、
勉強ができる人ではない。何かが出来ないという経験をあまりしてこなかった人は、
自分がよくわからない。内省時間が極端に少ないからだろう。
だから、絶対内定の手法にハマる。
ただ、これは一種の対処療法で、
自分のコアを発見しても、それは、何か自分を救ってくれるものではない。
結局は、組織に呑み込まれ、
組織の論理で、動くようになってしまうのが、
日本の深い深い問題だと思う。
本当の就活をやりたいなら、
この本は、参考にならないだろう。
死ぬ気で論文を書いたり、死ぬ気で人を愛したり、
死ぬ気で自分を愛して人間には、あまり必要とされない。
プリンシプルを持った人間になって欲しいと杉村太郎氏は、思ったかもしれないが、これは、
日本の多くの学生には、絶望的に困難だと思う。
結局は、勤め人や、サラリーマンになったら、
決してプリンシプルなど持てないわけだから。
まだ出版されているんですね。
氏とは、何度か面識があるので、
氏のやりたかったことは、きっと壮大で、
道半ばにして、病気を患い、それでも、
夢を叶えようとした姿勢には感服する。
絶対内定は、もはや日本の就活のバイブルと
なっているが、この本がなぜ売れ続けているのか、
よくわかる。
日本の学生は、世界でもっとも自尊心が低く、
また勉強もせず、大学時代を終える。
多くの学生は、就活は、もちろん頑張るが、
学業は、ほとんど頑張らない。
日本の教育とは、受験勉強のための勉強で、
本来の勉強とはかけ離れていることに精を出す。
勉強の喜びを知らず、結局、就活しか頑張る手段を知らない。
就活とは、いわば、如何に良い場所に所属するかの競争で、実は就活をやる前に、ほとんど結果は決まっている。大学のヒエラルキーが、ほぼ人気企業ランキングの偏差値にリンクするからだ。
杉村太郎氏は、何とかして、この所属することが、
人生の目的になっていることを変えたかったに違いない。
自分を知ること。
自分がやりたいこと。
これを徹底的に考えさせられることは、
有意義に違いないが、現実はそれほど甘くない。
日本企業自体が、完全にグローバル競争に負け、
結局、日本市場でしのぎを削ることになってしまった。また、日本市場が、完全に下り坂で、超高齢化、少子化、人口現象など、先進諸国があまり経験したことがない問題で、混乱の渦にある。
自分を知るのは、多くの未知を経験し、
困難な問題にぶち当たり、問題提起を繰り返し、
真っ暗闇の中で、行わないとよくわからない。
シートにしたがって演習を行ったり、
コーチングスキルでわかることでは決してない。
氏は、おそらく日本のリーダーになりたかったんだと思う。その仲間を、絶対内定の手法を使って、
見つけたかったんだと思う。
この手法は、受験エリートには、殊更響くと思う。
受験エリートというのは、受験勉強が「結果的にできてしまった人」で、
勉強ができる人ではない。何かが出来ないという経験をあまりしてこなかった人は、
自分がよくわからない。内省時間が極端に少ないからだろう。
だから、絶対内定の手法にハマる。
ただ、これは一種の対処療法で、
自分のコアを発見しても、それは、何か自分を救ってくれるものではない。
結局は、組織に呑み込まれ、
組織の論理で、動くようになってしまうのが、
日本の深い深い問題だと思う。
本当の就活をやりたいなら、
この本は、参考にならないだろう。
死ぬ気で論文を書いたり、死ぬ気で人を愛したり、
死ぬ気で自分を愛して人間には、あまり必要とされない。
プリンシプルを持った人間になって欲しいと杉村太郎氏は、思ったかもしれないが、これは、
日本の多くの学生には、絶望的に困難だと思う。
結局は、勤め人や、サラリーマンになったら、
決してプリンシプルなど持てないわけだから。
2019年7月7日に日本でレビュー済み
就活だけでなく、その後の人生のキャリア設計の為の本質的な論点が記載されています。
ワークシートの量、ページ数は多いですが、全てに取り組むかどうかを吟味して、本当に必要だと思うもころに注目して読み進めるのが最もよい活用法だと思います。
ワークシートの量、ページ数は多いですが、全てに取り組むかどうかを吟味して、本当に必要だと思うもころに注目して読み進めるのが最もよい活用法だと思います。
2020年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんな買ってるから買ったけどあんま良くなかった。これなら普通に先輩の話聞くか、キャリア支援課で面談した方が良い。長くて読むのが大変なだけで意味ない。
2020年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終始自己啓発的なことばかりで、ワークシート以外は自己分析と言えないようなという感じであった。自己分析のワークシートもここの部分必要か?とかこれをやったらどういう風に言えばいいんだ?となることが多い。上手く結論を自分で作ったり取捨選択しなければただの時間の無駄になると思う。